加太での磯観察


蒸し暑い毎日が続きますが、

みなさまはお変わりございませんか?



ブログの方、またまたすっかりご無沙汰してしまって、申し訳ありません~。

暑くなってから、川での生き物の写真を撮るのに夢中になって・・・

撮ったら、図鑑を作るのに夢中になって・・・

ついでに、長男の受験勉強も本格的になり(やっと、ですが。)

はっと気付けば・・・もう昨日から8月・・・(>_<)


6月ごろから書きかけたまま、寝かせていたブログが幾つかあるので、

まずは、それをUPさせていただきますね。

以下、『加太での磯観察』です~。






6月に入ってから、歯医者さんに通い始めたこともあって、

バタバタと忙しい毎日を送っていました。

気がつけば、もう梅雨の真っただ中。

また「月刊・ブログ」になってしまいました~(>_<)



ところで、6月15日の日曜日、お友達のK畑さんが車に乗せてくださって、

和歌山県北部の加太へ、潮だまりの生き物の観察に行ってきました。


K畑さんは自然観察のプロのようなひとで、

県内のあらゆる自然関係のイベントを網羅、

磯の生き物にもかなり詳しい女性です。

(三人の女の子のお母さんです。)

南紀・那智勝浦あたりへも、高速道路を使わずに、

金屋の峠を車で走り抜ける由。

極度の方向音痴の私にとっては、尊敬!のひとことに尽きます~~。



この日の加太も、

「潮がかなり引くから、潮だまりの生き物をたくさん見られるよ~。

 ちょうど、こども科学館のイベントもあるみたいやから、
 
 便乗して観察のポイントを聞けるかも。」

とのK畑さん情報で、ご一緒させていただいた次第です(^_^)



加太の磯は、本当にたくさんの潮だまりがあって、

どこもここも、カニやイソギンチャクヤ、ヤドカリや・・・

さまざまな生き物がいっぱい!!

海草の鮮やかさも見事でした。

大きな潮だまりに、タモ網をちょっと入れたままにしておいたら、

引きあげた網に、小さなアゴハゼ(かな?)が入っていました。





網を立てたままで、潮だまりの石を動かしたなら、

黄色い綺麗な魚が、網の中に突進!

やすやすと、ナベカを捕まえることができました(^_^)






・・・と、捕獲が苦手な私も、タナボタですぐに2匹の魚をGET!

ものすごくありがたかったです~~!!



潮だまりの嬉しいのは、じっくり生き物を見られること。

岩場の脇で、「私は石。」と念じつつ、じっとしていると、

まず、石の下に隠れていたカニたちが、そおっと隙間からハサミだけを見せます。

そうして、少しずつ体を外に出してきて、

あちらでもこちらでも、さまざまな色と形のカニが、

さわさわ口を動かし始めます。

そのうち、小さなハゼの子たちが、すうっと真ん中に泳ぎだしてきて、

洒落た模様のヒレをひらひら。

さわさわ、ひらひら、そしてイソギンチャクも、触手をゆらゆら。

長い間みつめていると、

潮だまり中は生き物のうごきの、交響楽のようでした\(^o^)/





この日は、K畑さんの娘さんたち(小学6年生の双子ちゃん)も一緒で、

実は、彼女たちも母親似の、優秀なハンター(笑)です。

他にもう一組、三人の子供さんとお母さんも来られていて、

みんな、たくさんの生き物を捕ってくれました~。












結局、この日はたっぷり生き物を捕って、撮って、あっという間に夕方。

すぐ近くの淡島神社にも寄れずに、生き物三昧で帰ってきてしまいました。


加太は家並みも綺麗なところです。

次回は海だけではなく、ほかの場所も回ってみたいと思いました(^_^)v