水のいきもの図鑑作り



私がお手伝いをしている、地元の水生生物保護活動も、

4月から3年目に入りました。

昨年度までは、川での生物調査が主な活動だったのですが、

今年度からは、

「地域のひとたちへの呼びかけも大切にしよう!」

と、新しいことをいろいろ始めています。

5月半ばには、自主的に用水路の草刈りをして、

(のこぎりが活躍する、ワイルドな草刈りです・・・。)

毎年恒例の初夏の溝掃除には、

地域のひとたちと一緒に、会員も参加させてもらいました。




そしてもうひとつ、新しく始めているのが、

地元の川に生息する生き物の、図鑑作り。

自分たちで写真を撮って編集して、

1枚の下敷きのような様式で、地域の方々に配れたらいいなあ、と

皆で考えています。



生物調査をするために、川でタモ網をふるっていると、

近くに住む子供たちが河原に下りてきて、

「おばちゃん、何してんの?」

と、聞いてくれたり、

「そこで何、捕れんの~?」

と、橋の上からバイクのおじさんに声をかけられたり・・・。

身近にある川なのに、

何がいるのかあんまり知らない、でも、興味はある、

という方が、たくさんおられるような・・・。

そして、

「小さなエビだけど、見る?」

水槽のミナミヌマエビ(のはず。)を見せると、

子供たちの目は、皆、キラ~ン!と好奇心に輝きます(^_^)v



お手軽な「下敷き図鑑」を作ることで、

地域の方たちが川に関心を持ってくだされば・・・

それが保護活動の一歩につながると思います。



ちなみに、私は捕獲が大の苦手で・・・(>_<)

1時間タモ網を振り回しても、

小さなエビ類やトンボのヤゴや、おっとりしたヨシノボリ・・・

ほんの数匹しか捕まえることができません~~(T_T)

がんばって修行しなくては・・・(>_<)




冒頭の写真は、カワヨシノボリです。

偶然、とてもかわいい表情を見せてくれました(^_^)

上の写真は、モクズガニ。

ハサミにモクズのようなふわふわをまとい、

産卵する時は河口まで長い旅をするカニです。



必要なのは図鑑的な写真だけれど、

私の趣味として、

個性豊かな表情も撮ることができればいいなあ、と思っています~。




ただ・・・

野鳥の写真を撮るのが好きな、

長男マメ(高3)いはく、

「水槽に閉じ込めた写真じゃなあ・・・。

 やっぱり、川の中で自由に泳いでるんじゃないと、

 個性豊かとは言えんな。」

それはそうだけど・・・

川の中を撮るには、防水仕様のカメラが要るし・・・

防水仕様は、メンテナンスにも費用がかかるし・・・

嗚呼!!

宝くじ、当たらないかなあ~~~(^_^;)