海南・春日神社での句会



二年ほど前から、私は『わんぱく公園俳句会』に参加しています。

講師は、古梅敏彦先生。

穏やかで、丁寧な指導をしてくださる先生です。

私も含め、参加者はほとんどの方が初心者なので、本当に基本的なことでも、

「これでいいのかな・・・?」

と、未だにわからないことがたくさんあるのですが、

先生やベテランの方が教えてくださって、とてもありがたい会です~。



そのメンバーで初めて、昨日、春日神社へ吟行にゆきました。

とても日差しが強く、蒸し暑い日だったのですが、

境内には気持ちの良い涼風が・・・。

木立のせいなのか、地形のせいなのか、

常にやむことのない穏やかな風がふいていて、

「夢風鈴まつり」で奉納された無数の風鈴が、

ずっとずっと、絶え間なく音をたてていました。


奥殿から右手にまわると、空を覆うほどのカヤの大樹が立っていて、

小暗いその木の根元には、冒頭の写真の蛇がいました。

精巧に作られた蛇で、ほんの小さな姿ながら、すごい存在感。

何かを守っているような雰囲気です。


カヤのすぐ横には、木でつくられた神鹿が二頭。



かなり古いもののようですが、まなざしが凛としています。











葉漏れ日がきれいな参道をあるいていると、カタツムリを発見!!

句会に来ても、やっぱり生き物の写真を撮ってしまいます~~(^_^)v



この日は朝10時に春日神社に着いて吟行、

社務所でお弁当を食べて、その前後に作った句をまとめ、

午後1時半には、4句を提出。

その後、午後4時ごろまで皆の句を持ち寄っての句会となりました。

結局、たっぷり6時間、俳句三昧~!

さすがに・・・

終わった時は、ぐったり疲れてしまいました~~~(>_<)

短時間で集中して句を詠むのも、初めての経験だったので、

もうアタマがへろへろで・・・

ものすごくお腹が空きました・・・(^_^;)

でも、先生や会のみなさんとの吟行、

得たものがたくさんあって、充実した一日となりました。



ちなみに、提出した俳句は、以下の4句です。

初心者なので・・・上手にはできていません・・・(^_^;)


*炎天や白濁したるだるさかな

*絶え間なく絡む音色や風鈴祭

*後悔はもうこれつきり蝉時雨

*神鹿(しんろく)の背首なめらか夏木立



短歌も俳句も、もっと上手に、

気持ちを自分なりの言葉に換えられるようになりたいです~。