夏休みの県立自然博物館





8月30日の土曜日、ひさしぶりに海南市の県立自然博物館へ行ってきました。

毎年、夏休みの特別企画展を楽しみに、年に一度は足を運んでいます。



今回のテーマは『絵で見る魚の国、わかやま』。

展示室には、たくさんのお魚の絵が並べられ、さまざまな色があふれていました(^_^)



その中で、ひときわ目を引いたのが、これです。



モノトーンの、点描画。

学芸員の山名さんが描かれた由、あまりの精密さに驚いてしまいました~。

隣には、本物のスズメダイが泳ぐ水槽があり、まさに生き写し・・・(>_<)

(ぜひ、画像を2度クリックして、拡大してご覧になってください~。)

ちなみにこれは、小さな子どものぬり絵用として、展示室に置かれていたものなのですが、

あまりに綺麗だったので、私もいただいてきました(^_^)v




こちらは日本画家、おぐまかなこさんの描かれたケンサキイカ。

(来場者プレゼント用のポストカードです。)

点描の精密さとはまったく違う、のびやかでおおらかな絵です~。

先ほどのスズメダイの他、マメアジ、カワハギ等、おぐまかなこさんの絵も、

点描画と比べるように並べられていて、

「生物の絵を描く」というひとつのことでも、

描き方やとらえ方で全く違ってくることに驚きました。


展示室では、点描画の描き方の過程や道具類の紹介もありましたが、

それを見ていても、

「才能と根気と器用さがないと無理だね、これは・・・。」

と、思わずため息(^_^;)

また、精密な博物画と写真との違いや、

それぞれの利点、欠点の説明がパネル展示されていて、

それも興味深かったです~(^_^)v






特別展を堪能した後は、いつもの水族館めぐり。

毎年来ているので、

「ざっと見て回ればいいかな~。」

などと思っていたのに・・・

気がつけば、すっかり生き物に引き込まれています・・・(^_^;)



●ムラサキハナギンチャク●




●ドロメ●





●イタチウオ●




●チンアナゴ●


相変わらず、個性的な生き物に惹かれてしまいます~。


この春から、川で写真を撮る機会が増えたので、

いつもより丁寧に淡水魚の展示もじっくりと見て・・・

結局、閉館まで延々とお魚を見ていた次第です(>_<)

やっぱり生き物が好きだなあ・・・。

それを再確認したような一日でした。