やまんばの気分





すっかりご無沙汰をしてしまいましたが、みなさまお変わりございませんか?

ここ和歌山も、朝夕はかなり冷え込むようになって、

冬布団やハーフケット、軽めのコートや長い靴下・・・

季節の変わり目にはさまざまな準備があって、

主婦は細かな仕事に追われてしまいます~(>_<)

とはいえ、私はかな~りゆるい性格なので、

半袖が中途半端に部屋の隅に積まれていたりして・・・

なかなかきちんと片付いていないのが現状です(>_<)



ところで先日から、台所で大根のアタマを育てています。





水に浸しておいて、伸びてきた葉をお味噌汁の具材にしようという魂胆です。

植物の力はすごくて、ブツ切りにされていた短い葉の間から、

みずみずしい新しい葉が、どんどん放射状に伸びて、

「・・・いいなあ。おいしそう。」

包丁を研ぎながら目を細めて、私はやまんばの気分になっています。






ところで、7日の立冬。

うちの北の庭で、高砂百合の花が咲きました。

どこからか種が飛んできたらしく、小さな花が一輪だけ。

今日の冷たい雨にも、咲き続けています。





高砂百合は外来種。

球根ではなく、子房から軽い種を飛ばすので、

遠くまで勢力をひろげることができます。

冬にでも咲く強さにも驚きです。

日本古来の笹百合をおしのけて咲くため、

場所によっては、このしたたかさが疎まれることも・・・。



水生生物も植物も、外来種とはいえ生きているものだから、

どう考えればいいのか、本当にむずかしいところです(>_<)