みなと祭りの花火 ~高津子山にて~




昨日は和歌山港で、みなと祭りの花火大会がありました。

いつも見に行きたいと思いつつ、たくさんの人と車の渋滞を考えると、

「まあ、今年もいいかなあ。」

と、あきらめてしまってばかり。


でも!

今年は和歌浦の高津子山から見てみようと思い立ち、家族三人で和歌浦漁港へ。

駐車場に車を停めてから、真っ暗な山道を登ること20分、

たどりついた頂上の展望台から花火を見ることができました(^_^)v














火の玉がゆるゆるとのぼり、火の花がほろほろとひらいて・・・

金色の光がゆるやかに青へとかわったり、長く穂をのばしたり・・・。

花火をみていると、時間の流れがとてもゆっくりに思えてきます。

手ぶらで何もしないで、ただ、火の花を眺めているだけ。

ぜいたくな時間の使い方ですね。


和歌山港まで、やっぱり少し距離はあったのですが、

たっぷり1時間、3000発の花火は壮観でした~。



展望台には数組の方がいるだけで、それぞれにほど良い距離感でした。

風が吹きわたり、本当に涼しくて・・・

そして、花火を背景に、時折、コウモリが飛んでゆきました(^_^;)

揚羽くらいの小さな黒い影がパタパタと・・・かわいかったです~~!!


それにしても・・・

展望台までの山道は、真の闇。

夜の高津子山は2度めなので、暗いことはわかっていたのですが、

いざ、足を踏み入れてみると、やっぱり空恐ろしいものがありました。

夜空が見えているところはともかく、木々がうっそうと頭上を覆っている道は、

懐中電灯を消すと、自分の掌も見えないほど。

「なにか」を連れて帰っていないか、心配です(^_^;)



みなと祭りの花火は秋葉山からも見えるそうなので、

来年はそちらにも行ってみたいと思っています。