8月も半ばを過ぎましたが、まだまだ残暑厳しい毎日です。
つかの間の涼を求めるべく、今年もカメラを持って、
夏休みの和歌山県立自然博物館に行ってきました。
ちょっとご機嫌なハリセンボン。
ほんわかした雰囲気なのに、泳ぐのは意外に速くて、
ブレない写真を撮るのがたいへんでした(>_<)
ガラス面に貼りついたコバンザメたち。
普通はジンベエザメなど大きな生き物にペタンとくっついているのですが、
この水槽では大物がいないため、ガラスにペタン。
吸盤様のコバンは背びれが変化したものなので、
頭のてっぺんをガラスに貼り付けている姿となります~(^_^;)
まるで歌っているようなクロソイ。
お腹の底から声を出しているような・・・。
いいカオと出会えて嬉しいです~。
迷惑そうな黒い方がネコザメ。
尻尾をのせてるのがシロボシテンジク。(これもサメです。)
右隅、ギャラリーのウツボたちのアタマもそろっていて、
ちょっと笑ってしまった水槽での1シーンです。
明るく鮮やかな水槽と、落ち着いたモノトーンの水槽。
対比して見ると、面白かったです!
ところで、今年の夏休み企画は『水辺で生きる昆虫~和歌山の水生昆虫大集合~』でした。
水生昆虫・・・なんてなじみのある響き・・・(^_^)v
ヒラタドロムシとかシロタニカワカゲロウとかコガタシマトビケラとか・・・
この前の観察会でも、いくつか水生昆虫を見つけることができました。
が!
私の知っているのは幼体ばかりで・・・
「ええっ、ヒラタドロムシって、こんな黒い甲虫みたいになるの?!」
成虫を見て、びっくり!!
今まで、ヤゴばかり見てトンボを知らなかったようなものなので、
成虫の標本と、なじみの水生昆虫が結びつかなくて・・・。
「なんで、こんなカタチのものがあんなカタチになるのかね?」
未だに不思議な気持ちがぬぐいきれない感じです(>_<)
水槽には、ゲンゴロウやタガメ、ガムシやミズカマキリが泳いでいました。
私の育った環境ではもうすでに、これらの生き物は田んぼから姿を消していたので、
生きて泳いでいるのを見るのは初めてでした。
もう一度、自然な姿で里山に帰ってくることはないのでしょうね・・・。
県立博物館はそれほど大きな施設ではないので、
年に1度、夏休み特別展を楽しみに訪ねるのですが、
水槽の間をめぐっていると、あっという間に閉館の時間になってしまいます。
当たり前のことなのですが、水を隔てている分、
お魚って直接触れるわけではなく、意志疎通ができるわけでもなく、
本当に「ただ見てるだけ」の生き物です。
なのに、写真を撮るためにじっくり向き合うようになったなら、
思いの外、表情が豊かなことに驚いています。
来年はまたここで、どんなカオのお魚と出会えるのか、
他の水族館にはどんなカオのお魚がいるのか・・・
またそれも楽しみです~(^_^)v
近々、京都水族館に行ってみたいです!